自分を知る −ストレングス・ファインダー(5)

ほとんどの学習プログラムが「本当のあなたではない人」になるための支援を目的としているが、それは根本的に間違っている。

ゆりかごから墓場まで、私たちは「強み」よりも「欠点」のためにより多くの時間を割いている。

 

生まれ持った才能を伸ばすことに専念することができれば、私たちは飛躍的な成長を遂げることができる。

 

知識やスキル、そして恒常的な訓練が最も役立つのは、あなたの才能を伸ばすために使われたときである。

最も成功している人は、その人が持つ高い才能を起点にしてスキルを身に付け、練習を積んでいる。

こうすれば、才能は何倍にも増幅して開花するのだ。

 

 

才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)✖️ 投資(練習やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間)= 強み(常に完璧に近い効果を生み出す能力)

 

 

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「 内省 Intellection 

 

あなたは考えることが好きです。

あなたは頭脳活動を好みます。

 

あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。

あなたが頭を働かせている方向は、たとえば問題を解こうとしているのかもしれないし、アイディアを考え出そうとしているのかもしれないし、あるいは他の人の感情を理解しようとしているのかもしれません。

何に集中しているかは、あなたの他の強みによるでしょう。

 

一方で、頭を働かせている方向は一点に定まっていない可能性もあります。

〈内省〉の資質は、あなたが何を考えているかというところまで影響するわけではありません。

単にあなたは考えることが好きだということを意味しているだけです。

 

あなたはひとりの時間を楽しむ類の人です。

なぜなら、ひとりでいる時間は黙想し内省するための時間だからです。

 

あなたは内省的です。

ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。

 

あなたは自分自身にいろいろな質問を投げかけ、自分でそれぞれの回答がどうであるかを検討します。

この内省作業により、あなたは実際に行なっていることと頭のなかで考えて検討したことを比べたとき、若干不満を覚えるかもしれません。

あるいはこの内省作業は、その日の出来事や予定している人との会話などといった、より現実的な事柄に向かうかもしれません。

 

それがどの方向にあなたを導くとしても、この頭の中でのやりとりはあなたの人生で変わらぬもののひとつです。

 

 

 

 行動のアイディア(要約版)→

・哲学、文学、心理学の勉強をする

・考えたことを書き溜めていく→価値ある洞察へと発展させていく

・「偉大な思想家」と思う人たちと意識的に関係を築く

・ひとりの時間を過ごしたいとき、これは自分のスタイルだと説明する

・計画の最初から最後までじっくり考えをめぐらせる時間があるような形でかかわる

・人を知的で哲学的な討論に参加させることは、あなたが物事を理解するための方法のひとつですが、このやり方は全ての人にはあてはまりません。挑発的な質問は必ず、あなたと同じように、こうした討論による意見交換が楽しめる人に向けるようにしてください。

・考える時間、書くための時間(考えをまとめて具体化する)を作る

・関心を持つ話題を語りたいと思っている人を見つける、語り合える場を設ける

・相手の質問の中身を見直したり会話に参加させたりすることで、周囲にいる人たちの知的資本を活用する